福岡市 認知症フレンドリーセンター開所記念式典 開催レポート

福岡市は、認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちを目指す「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」を推進しています。

2023年9月15日(金)、拠点となる「認知症フレンドリーセンター」が、健康づくりサポートセンター・あいれふ(中央区舞鶴2丁目)2階にオープンしました。

記念式典

この認知症フレンドリーセンター開所記念式典に、ユマニチュードの考案者イヴ・ジネスト先生とロゼット・マレスコッティ先生、本田美和子当学会代表理事が出席しました。

冒頭の高島宗一郎 福岡市長のご挨拶では、福岡市が世界で最初に都市としてユマニチュードに力を入れて取り組んでいること。これまでの活動に加えて、このセンターでは、ユマニチュード講座の定期開催をすることなど、センターの紹介がなされました。


高島福岡市長

続くご来賓の方々のご祝辞では、イヴ・ジネスト先生、ロゼット・マレスコッティ先生も登壇し、福岡市のユマニチュードの取り組みに感謝の念と賛辞をおくりました。


左から本田美和子代表理事、ロゼット・マレスコッティ先生、イヴ・ジネスト先生

最後に、高島市長、福岡市議会打越議長、ロゼット・マレスコッティ先生、そして認知症当事者のぶこ様が、テープカットを行い、多くの関係者とともに、記念撮影をしました。



テープカットの様子

当日は、多くのマスコミが取材におとずれ、各媒体でこの様子が広く紹介されました。


報道カメラ

セミナー開催

認知症フレンドリーセンター開所記念式典後には、イヴ・ジネスト先生、ロゼット・マレスコッティ先生の二人が講師、当学会の本田美和子代表理事、入江芙美理事が通訳を務め、ユマニチュードセミナーが開催されました。

セミナーの様子


受講者は、福岡市でユマニチュードを多くの人に伝える役を担っている地域リーダーや、ユマニチュード認証取得に取り組んでいる施設の方々など、約30名が参加しました。ユマニチュードを普及・浸透させるという志を同じくする仲間が集い、ともに学び支え合う、絆を深める場となりました。

センターの様子


センター内のユマニチュードを紹介するボード

センターの受付では、ユマニチュードを紹介する映像を流しています。

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