
認証の取得方法
対象組織
2022年は以下の組織よりスタートいたします。
介護系:滞在型の受け入れ施設等
・介護老人福祉施設
・介護老人保健施設
・認知症共同生活介護
・特定施設入所者生活介護
・(小規模多機能型居宅介護)
・(看護小規模多機能型居宅介護)
・(短期入所生活介護)等
医療系:入院機能(ベッド)のある医療機関(ブロンズのみ)
・病院
・有床診療所
認証取得までの手続き
※詳しい認証取得方法は案内資料をご覧ください。
①認証準備会員として日本ユマニチュード学会へ入会する
賛助会員からの変更も可能
②認証取組を誓約し宣言する
ユマニチュード認証取組確認書へ必要事項を記入・署名して学会へ送付
③認証取得への取り組みを開始する
組織内に推進プロジェクトチームを発足させ、取組の全体計画を策定。
認証にかかる個別相談、推進プロジェクトチームへの参画など学会からの各種フォロー有り
④認証審査を申請する
⑤認証審査を受ける
評価調査員よる施設への訪問・視察・評価
認証審査会での審議・決定
学会理事会で認証を承認
⑥認証取得・学会からラベル付与
認証会員となる
⑦次の認証レベル取得に向けた取組や認証維持への取組開始
評価項目
5原則と生活労働憲章を具体化した達成目標10に基づき、以下の2つの基準で構成しています。
評価基準
組織で取り組み、達成を目指すための具体的な項目で、評価の判断基準でもあり実践のための具体的な指針でもある。
習熟度チェック
一人ひとりの職員のユマニチュードに対する習熟度を自己評価するものであり、学びと実践のための具体的な指針でもある。
各段階における認証基準
費用
年会費、認証審査料、認証更新料が必要です。
原則、指定を受けたサービス種別ごとに1事業所とします。
小規模多機能型居宅介護は登録定員数を定員数とします。
有床診療所は定員数を病床数と読み替えます。
定員30名以上の事業所の場合の費用(消費税別)
年会費 毎年お支払い |
審査料(基本料金+単価×定員数) 審査契約締結時にお支払い |
準備中 | 15万円 | – |
---|---|---|
ブロンズ | 10万円 ※認証取得後の最初の更新から |
10万円+5,000円×定員数 |
シルバー | ||
ゴールド |
更新料について
・更新料は審査料と同額です。
・ゴールド認証の場合は5年ごとに更新となります。
・ブロンズ、シルバー認証の場合は3年ごとに更新となります。
・準備中は更新料は発生しません。
審査料・更新料には、下記の特例があります。
・事業所・病院単位で取り組む場合
・上記の70%(基本料金7万円、単価3,500円)
・定員100名を超える審査料の単価を割引(応相談)
・同一法人内の複数組織・事業所で取組む場合、2組織目から割引(応相談)
定員29名以下の小規模事業所の場合の費用(消費税別)
年会費 毎年お支払い |
審査料(基本料金+単価×定員数) 審査契約締結時にお支払い |
準備中 | 10.5万円 | – |
---|---|---|
ブロンズ | 7万円 ※認証取得後の最初の更新から |
小規模多機能型居宅介護
7万円+2,100円×定員数 7万円+3,500円×定員数 |
シルバー | ||
ゴールド |
更新料について
・更新料は審査料と同額です。
・ゴールド認証の場合は5年ごとに更新となります。
・ブロンズ、シルバー認証の場合は3年ごとに更新となります。
・準備中は更新料は発生しません。
※審査にかかる調査員の宿泊費・交通費は実費を別途負担。今後、制度運営のなかで見直し・変更の可能性がありますことをご了承ください。
認証取得のモデルケース
1年目でブロンズ認証を取得してからシルバーを目指す場合のモデルケースとして、主要な取り組み内容と推進スケジュールは以下のようになります。
推進プロジェクトチームの運営
取組前
相談
取組開始
組織の責任者のコミットメント/推進プロジェクトチームの立ち上げ
1か月目
全体計画の作成/月1回のプロジェクトチームの開催開始
3か月目~2年目以降
月1回のプロジェクトチームの開催/アクションプランの構築と取り組み、全体計画の進捗確認
自己評価とダッシュボード活用
取組前
相談/管理者向け説明会へ参加(集団または、1~数名)
取組開始
入会
1か月目
自己評価をダッシュボードへ登録
3か月目~6か月
定期的な自己評価の実施(施設の1か月前までに最新データを登録)/ユマニチュード学会によるダッシュボードを用いた事前評価、アドバイス
9か月目~
審査申請/評価視察/審査→ブロンズ取得
個人の学びと習熟度チェックテストの実施、ケア技術の定着
取組前
研修受講
取組開始
推進プロジェクトチームメンバーの勉強会の開催/生活労働憲章について考え、コミットする会/施設職員全体向け講演会の開催
1か月目
アクションプランに基づく学びや実践、フォロー/習熟度チェックテストの実施
3か月目~6か月
入居者・患者、家族向け勉強会の開催/習熟度チェックテストの実施
9か月目~
適宜、勉強会や検討会などの開催/定期的な習熟度チェックの実施
※正しい理解と技術の習得と安全性確保のため、ベッドサイド実技の対面研修の受講を強く推奨します
ケア技術の定着
取組前~2年目以降
定期的な研修受講