生活労働憲章

ユマニチュード生活労働憲章とは

入居者・患者、職員、経営者3者それぞれの価値観・振舞い・役割を表したものです。ユマニチュードの価値観である人としての尊厳、自由、平等、市民権、自律、自立を尊重し実現します。

日本版ユマニチュード生活労働憲章(施設版)

この憲章はユマニチュードに取り組む施設の入居者、職員、施設経営者の三者がユマニチュードの価値観に基づいて目指す入居者の暮らし、職員の行動、施設運営の原則を記したものです。

ユマニチュードは、すべての人の「人間らしさ」「その人らしさ」を大切にするケアの技法です。ケアを受ける人とケアをする人が共に自由で、自律し、対等であること、そして人としての権利を互いに尊重し合い、信頼関係を築き、暮らし、働く生活の場の実現を共に目指します。

Ⅰ.その人らしさを尊重する

入居者は 他に同じ者のいない唯一の存在です。他者に「あなたはここにいます」と認められることで、自分らしさを持った人として暮らします。
これまでの人生で築いてきた、家族をはじめとする人々や社会との関わりを維持する権利があります。
職員は 職業人(プロフェッショナル)としてユマニチュードを実践することで入居者の能力を最大限に引き出し、害を与えることなく、健康の回復を目指します。入居者に「あなたはここにいます」と伝え、人として尊重するためにユマニチュードの柱(見る・話す・触れる)を使い、最期の日まで自らの足で「立つ」ことを支援し続けます。
入居者一人ひとりの生活習慣や能力、希望や価値観を理解し、家族や友人との交流や社会参加を尊重し、その人らしく自律した生活・人生の実現を援助します。
施設は 入居者を施設のあらゆる取り組みの中心と考え、施設全体に関わる決定をするときは入居者一人ひとりの状況を考慮します。
入居者一人ひとりの自律のための個別の支援計画を作成し、適切なレベルのケアを提供します。入居者の「家」であり生活の場として、入居者の人生で築いてきた人や社会との関わり、市民としての権利を維持します。

Ⅱ. 互いを尊重する

入居者は 入居者と職員は同じ市民としての権利と義務をもつ存在です。職員に敬意をもち、互いに尊重します。
自らの生活の場である「○○○○(施設名)」における集団のルールを尊重し、守ります。
職員は ケアに関わる職業人であり、その仕事の価値を入居者・他の職員・施設のすべてが認めます。職業人として職務に関することを学ぶ機会を有します。
入居者の持つすべての権利を尊重し、信頼関係を築くよう努めます。入居者の権利が職員には義務となることも自覚します。
施設は 入居者の持つすべての権利を尊重する生活の場としての機能を整えます。
職員の持つすべての権利とその仕事を尊重し、職員がプロフェッショナルとして学ぶ機会を作り、働きやすく、安心してケアの質の向上に取り組める環境を提供する義務があります。

Ⅲ. 自由と自律が大切にされる生活の場とする

入居者は 「○○○○(施設名)」を自らの「家」であり生活の場として、周囲の人を尊重しつつ、自由に考え、発言し、行動し、自己を表現できます。同時に、自らの自由な行動には時にリスクが伴うことも自覚します。
自らの生活のリズムで安心して過ごすために、職員が急に現れて驚かされることなく、プライバシーが守られ、職員がすること全てを理解できるよう説明してもらい、それを断る権利もあります。
職員は 入居者の「家」、生活の場で働いていることを自覚し、そのプライバシーを尊重します。入居者の生活のリズムを尊重して自らの仕事の時間を調整し、入居者が穏やかに安心して過ごせるよう、行うこと全てに入居者の選択や決定を促して必ず同意を得ます。その発言を尊重し、一方的に否定したり判断をしません。
職業人(プロフェッショナル)として知識や技術を使い、入居者が能力を奪われることなく暮らせるよう努めます。入居者が自ら自由のためのリスクを選ぶことも認めます。
施設は 入居者の自由とプライバシーを尊重するためにあらゆる方法を講じます。
入居者と職員の権利が守られた環境を提供します。入居者が自らリスクを取ることも認め、安心して暮らせるよう努めます。

日本版ユマニチュード生活労働憲章(病院版)

この憲章はユマニチュードに取り組む病院の患者、職員、病院経営者の三者がユマニチュードの価値観に基づいて目指す患者の暮らし、職員の行動、病院運営の原則を記したものです。

ユマニチュードは、すべての人の「人間らしさ」「その人らしさ」を大切にするケアの技法です。ケアを受ける人とケアをする人が共に自由で、自律し、対等であること、そして人としての権利を互いに尊重し合い、信頼関係を築き、暮らし、働く生活の場の実現を共に目指します。

Ⅰ.その人らしさを尊重する

患者は 他に同じ者のいない唯一の存在です。他者に「あなたはここにいます」と認められることで、自分らしさを持った人として暮らします。 これまでの人生で築いてきた、家族をはじめとする人々や社会との関わりを維持する権利があります。
職員は 職業人(プロフェッショナル)としてユマニチュードを実践することで患者の能力を最大限に引き出し、害を与えることなく、健康の回復を目指します。患者に「あなたはここにいます」と伝え、人として尊重するために、ユマニチュードの柱(見る・話す・触れる)を使い、最期の日まで自らの足で「立つ」ことを支援し続けます。 患者一人ひとりの生活習慣や能力、希望や価値観を理解し、家族や友人との交流や社会参加を尊重し、その人らしく自律した生活・人生の実現を援助します。
病院は 患者を病院のあらゆる取り組みの中心と考え、病院全体に関わる決定をするときは患者一人ひとりの状況を考慮します。 患者一人ひとりの自律のための個別の支援計画を作成し、適切なレベルのケアを提供します。患者の生活の場として、患者の人生で築いてきた人や社会との関わり、市民としての権利を維持します。

Ⅱ. 互いを尊重する

患者は 患者と職員は同じ市民としての権利と義務をもつ存在です。職員に敬意をもち、互いに尊重します。 自らの生活の場である「○○○○(病院名)」における集団のルールを尊重し、守ります。
職員は ケアに関わる職業人であり、その仕事の価値を患者・他の職員・病院のすべてが認めます。職業人として職務に関することを学ぶ機会を有します。 患者の持つすべての権利を尊重し、信頼関係を築くよう努めます。患者の権利が職員には義務となることも自覚します。
病院は 患者の持つすべての権利を尊重する生活の場としての機能を整えます。 職員の持つすべての権利とその仕事を尊重し、職員がプロフェッショナルとして学ぶ機会を作り、働きやすく、安心してケアの質の向上に取り組める環境を提供する義務があります。

Ⅲ. 自由と自律が大切にされる生活の場とする

患者は 「○○○○(病院名)」を自らの生活の場として、周囲の人を尊重しつつ、自由に考え、発言し、行動し、自己を表現できます。同時に、自らの自由な行動には時にリスクが伴うことも自覚します。 自らの生活のリズムで安心して過ごすために、職員が急に現れて驚かされることなく、プライバシーが守られ、職員がすること全てを理解できるよう説明してもらい、それを断る権利もあります。
職員は 患者の生活の場で働いていることを自覚し、そのプライバシーを尊重します。患者の生活のリズムを尊重して自らの仕事の時間を調整し、患者が穏やかに安心して過ごせるよう、行うこと全てに患者の選択や決定を促して必ず同意を得ます。その発言を尊重し、一方的に否定したり判断をしません。職業人(プロフェッショナル)として知識や技術を使い、患者が能力を奪われることなく暮らせるよう努めます。患者が自ら自由のためのリスクを選ぶことも認めます。
病院は 患者の自由とプライバシーを尊重するためにあらゆる方法を講じます。 患者と職員の権利が守られた環境を提供します。患者が自らリスクを取ることも認め、安心して暮らせるよう努めます。