キャラバン2023 講師担当協力確認フォームご入力のお願い

インストラクター説明交流会へのご参加ありがとうございました。

ユマニチュードキャラバン2023の講師担当協力につきましてご入力をお願いいたします。

これから録画をご覧いただく予定の方もいらっしゃるかと存じますが、視聴後、ご入力をお願いいたします。

キャラバン2023 講師担当協力確認フォーム

https://forms.gle/8WfK5rH5wFezwLqB6

※回答期限 2023年3月16日(木)

※閲覧するには、日本ユマニチュード学会が配布したGoogleアカウントでログインする必要があります。(他のGoogleアカウントでは閲覧できません)

なお、ユマニチュードキャラバン2023の詳細につきましては、下記「2023ユマニチュードキャラバン 手順書」をご覧ください。

2023ユマニチュードキャラバン 手順書

※閲覧するには、日本ユマニチュード学会が配布したGoogleアカウントでログインする必要があります。(他のGoogleアカウントでは閲覧できません)

ご参加くださる方々はもちろん、講師としてご担当いただく皆さまにもより開催しやすい環境を整えてまいりたく、皆さまからの沢山のご意見・ご感想などをお待ちしております。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年12月3日(土)14時~16時、市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)1階ホールで、福岡市が主催する市民向けユマニチュード講座「初めて知るユマニチュード」が開催されました。

福岡市に在住もしくは通勤・通学されている方を対象とした講座で、約130名が参加されました。

最初に、福岡市福祉局高齢社会部 認知症支援課の笠井課長がご挨拶で「福岡市は認知症フレンドリーシティプロジェクトを立ち上げて、様々な取り組みを行っています。その一つがユマニチュードの講座。2016年、2017年の2回、ユマニチュードの効果の実証をおこなった。その結果として、ケアを受ける人の拒否や暴力的な行動が改善される効果が確認できたことに加え、ケアをする側の人にも、精神的負担感が軽減されるなどの効果がもたらされることが確認できた。そこで2018年から本格的にユマニチュードの普及活動を続けている。福岡市が目指す社会は、認知症と共に、住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らし続ける街。認知症のご本人や介護する方々が自分らしく暮らし続けられることを目指している。ユマニチュードをご家族や、お知り合いにも伝えていただいて、ユマニチュードの輪が広がることを祈念しています」と話しました。

講師は、ユマニチュード認定チーフインストラクターの安武澄夫さん。安武さんはご自身のお母さんと高齢の祖父とのやり取りなど、実際の体験談を交えながら、「認知症と共に生きる」「記憶のメカニズム」「ケアする人とは何か?」そして、「ユマニチュードの哲学や技術」について話しました。

同じくユマニチュード認定チーフインストラクターの杉本智波さんも登壇し、安武さんと一緒にユマニチュードの「見る」のデモンストレーションを行いました。

最後にユマニチュード学会の永井事務局長から、学会の紹介や無料で行っているユマニチュードキャラバンの案内がありました。講座終了後、参加者から講師や、学会のスタッフにユマニチュードの技法や、学会の活動についての質問が寄せられ、よい交流の場となりました。


福岡市 笠井課長 / 講師:安武さん(左)、杉本さん(右)

2022年11月18日(金)・27日(日)10時~17時、福岡市が主催する「ユマニチュード専門職向け講座」がオンラインで開催されました。

福岡市に在住もしくは勤務されている看護や介護の専門職を対象とした講座で、約50名が参加されました。


講師:佐々木さん

講師:金沢さん

講師:髙澤さん

講師:丸藤さん

18日の講師は、ユマニチュード認定チーフインストラクターの佐々木恵未さん、金沢小百合さん、髙澤君予さん。27日は、佐々木恵未さん、丸藤由紀さん、髙澤君予さん。

『ケアで大事にしていること』では、「先走らず同じペースで」「心穏やかにケアする」「気持ちによりそう」「本人らしい生活の邪魔をしない」「コミュニケーションをとりながら相手の性格を知ること」など、そして、『ケアでの困りごと』では、「時間に追われている」「おもいが伝わらない」「穏やかに対応できない」「拒否される」「受け入れてもらえない」といった様々な意見が出ました。これらは、職種が違っても皆さんに共通しているということを認識しました。

次に、コミュニケーションが上手くいかずケアを拒否していた患者さまが、ユマニチュードのケアを受けるようになったところ、ケアを受け入れ、自分の足で歩けるようになったり、優しい表情を見せるようになったという、事例映像が流れました。

ユマニチュードでなぜ、このような変化がおこるのか?なぜ、受け入れてくれるのか? そのためには何か必要になのか? ユマニチュードの哲学と具体的な技術について、様々な映像や、講師のデモンストレーション、受講者も体験しながら、学びました。

これらのユマニチュードの技法について参加者からは「ケアの拒否は自分のかかわり方に原因があったのかもしれない。技術を使って反応の変化をみたい」「拒否されることの分析ができると思う。知らず知らずにやっていて、それが拒否につながっていると気づいた」「できることは本人にやってもらうことの大切さを改めて実感した」「優しさを伝える方法として技術を使うということがわかった」といった感想が寄せられました。


「見る」「立つ」のデモンストレーションの様子