2月に、日本財団の支援を受け、ユマニチュードの移動技術研修が開催されました。
研修はイヴジネスト先生が直接行い、全国から集まった70名の介護士・看護師・医師が優しさを伝える移動技術を学びました。

立位介助、歩行介助、シーツを使った移動、体位変換、オムツ交換の技法などユマニチュードの関係性を結ぶ技術(Mnutention Relationnelle)を学んだ参加者からは早く自分の職場で実践してみたい、という声が上がりました。

⼀般社団法⼈⽇本ユマニチュード学会(東京都⽬⿊区、代表理事︓本⽥美和⼦)は、⽇本で6事業所⽬となるユマニチュード ブロンズ認証事業所として、社会医療法⼈財団 ⽩⼗字会介護⽼⼈保健施設サン(燦)ユニット棟 を決定しました。ユマニチュード認証は、フランス⽣まれのコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」を通じて、質の⾼いよいケアを実践している組織を、予め定められた評価基準の元に認証する制度です。本認証制度は、誰もがお互いの⾃律を尊重し幸せに過ごせる社会の実現を⽬指し、フランス本部との連携の下、⽇本ユマニチュード学会が2022年4⽉から⽇本での導⼊に取り組んでいます。

・ニュースリリース

新規ブロンズ認証取得事業所のご案内



社会医療法⼈財団 ⽩⼗字会
介護⽼⼈保健施設 サン(燦) ユニット棟(⻑崎県佐世保市)

⻑崎県佐世保市⼤和町30
介護⽼⼈保健施設(ユニット型)
定員 20名
介護⽼⼈保健施設 サンは、2016 年からユマニチュードに取り組み始めました。
⾒る、話す、触れるを⽤いたケアが⾃然にマルチモーダルに多くの職員で実践されており、ケア担当職員以外のリハや清掃担当スタッフのコミュニケーションもとても良く、気配りや温かさがあふれる雰囲気となっています。

ユマニチュード認証制度とは

ユマニチュード認証制度は、ユマニチュードを通じて質の⾼いよいケアを実践している組織を、明確な評価基準を元に評価・育成・⽀援し、誰もがお互いの⾃律を尊重し、幸せに過ごせる社会の実現に寄与することを⽬指して⽣まれました。本部のあるフランスでは 2013 年にスタートし、現在までに30の事業所がユマニチュード認証(日本のゴールド認証に相当)を取得しています。日本では、2022年4月からパイロット事業として導入を開始しました。2023年5月には、日本初となるユマニチュード認証事業所が2事業所誕生し、、このたび 2024年2 ⽉に6事業所⽬が誕⽣しました。

ブロンズ認証取得事業所(2024年2⽉末)

・株式会社不二ビルサービス グループホーム ふじの家瀬野(広島県広島市)
・医療法人社団 東山会 調布東山病院 5階・6階病棟(東京都調布市)
・社会福祉法人平成会 介護老人福祉施設さわらび(長野県岡谷市)
・社会医療法⼈三宝会 南港病院 3階病棟(⼤阪府⼤阪市)
・社会福祉法⼈ こうほうえん ケアホーム⻄⼤井こうほうえん(東京都品川区)
・社会医療法⼈財団 ⽩⼗字会 介護⽼⼈保健施設 サン(燦) ユニット棟(⻑崎県佐世保市)

ユマニチュード認証制度の概要

ユマニチュードの認証評価基準は、「5 原則」と「⽣活労働憲章」に基づいて定められています。
その特⻑は、下記の3点です。

1) ケアの質をわかりやすく可視化
2)⽇本の各種制度と連携
3) 取り組みの進捗を⾒える化

認証の種類には、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド(国際認証)」の 3 段階があります。取組む組織の種類によって介護系と医療系に分かれており、「ブロンズ」は共通の基準となっています。

認証の⼊り⼝とも⾔える 「ブロンズ」は、1)ユマニチュードに組織をあげて取り組む体制が出来上がっており、かつ 2)職員がユマニチュードの基本を理解し、実践に取り組んでいる組織に対して認証されるものです。ユマニチュードに組織を上げて取り組むことで、「⼊居者・患者・利⽤者」「職員・専⾨職」「経営者」の 3者が、お互いを尊重し、⽣きがい、やりがいを感じながら、さまざまなメリットを享受し、幸せに過ごせるようになります。

「ユマニチュード®」とは

フランス⼈の体育学教師イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが⽣み出したコミュニケーション・ケア技法です。1979 年以来 40 年以上の歴史を持ち、『ケアする⼈とは何かを考える哲学』と『その哲学を実現するための技 術』からなります。介護を必要とする⼈どなたに対しても有効に実践でき、ユマニチュードによって、介護される⼈の BPSD(認知症の⾏動・⼼理症状)の改善に加え、介護する側の負担感や離職率を改善させ、薬剤やおむつの使⽤量を減らすことによる医療費削減効果が報告されています。⽇本ユマニチュード学会では、ユマニチュードの効果とより良い活⽤⽅法を科学的に解明・実証するために、世界中の⼤学等研究機関の医学・看護学・情報学・⼼理学等の専⾨家と、さまざまな共同研究を進めています。

お問合せ

⼀般社団法⼈ ⽇本ユマニチュード学会

メールアドレス:info@jhuma.org
電話:03-6555-2357
※受付時間 10:00-15:00(⼟⽇祝を除く)
※受付時間外の場合は、メールにてお問い合わせください

⼀般社団法⼈⽇本ユマニチュード学会(東京都⽬⿊区、代表理事︓本⽥美和⼦)は、⽇本で5事業所⽬となるユマニチュード ブロンズ認証事業所として、社会福祉法⼈ こうほうえん ケアホーム⻄⼤井こうほうえん を決定しました。ユマニチュード認証は、フランス⽣まれのコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」を通じて、質の⾼いよいケアを実践している組織を、予め定められた評価基準の元に認証する制度です。本認証制度は、誰もがお互いの⾃律を尊重し幸せに過ごせる社会の実現を⽬指し、フランス本部との連携の下、⽇本ユマニチュード学会が2023年4⽉から⽇本での導⼊に取り組んでいます。

・ニュースリリース

新規ブロンズ認証取得事業所のご案内



社会福祉法⼈ こうほうえん
ケアホーム⻄⼤井こうほうえん
(東京都品川区)

東京都品川区⻄⼤井2-5-21
サービス付き⾼齢者向け住宅
(特定施設⼊居者⽣活介護)
定員 48名
ケアホーム⻄⼤井こうほうえんは、ユマニチュードに取り組み始めて7年になります。『「おもいやり、ふれあい、⽀え愛、まごころ」の花咲く⻄⼤井』をモットーに、⼊居者お⼀⼈お⼀⼈にあった個別性の⾼いケアが⾏われています。
特に、職員のみなさまが、⼊居者さまの今までの⼈⽣を知り、個⼈の尊厳を⽀えるケアを実践されていることが伝わってきました。

ユマニチュード認証制度とは

ユマニチュード認証制度は、ユマニチュードを通じて質の⾼いよいケアを実践している組織を、明確な評価基準を元に評価・育成・⽀援し、誰もがお互いの⾃律を尊重し、幸せに過ごせる社会の実現に寄与することを⽬指して⽣まれました。本部のあるフランスでは 2013 年にスタートし、現在までに30の事業所がユマニチュード認証(日本のゴールド認証に相当)を取得しています。日本では、2022年4月からパイロット事業として導入を開始しました。2023年5月には、日本初となるユマニチュード認証事業所が2事業所誕生し、、このたび 2024年2 ⽉に6事業所⽬が誕⽣しました。

ブロンズ認証取得事業所(2024年1⽉末)

・株式会社不二ビルサービス グループホーム ふじの家瀬野(広島県広島市)
・医療法人社団 東山会 調布東山病院 5階・6階病棟(東京都調布市)
・社会福祉法人平成会 介護老人福祉施設さわらび(長野県岡谷市)
・社会医療法⼈三宝会 南港病院 3階病棟(⼤阪府⼤阪市)
・社会福祉法⼈ こうほうえん ケアホーム⻄⼤井こうほうえん(東京都品川区)

ユマニチュード認証制度の概要

ユマニチュードの認証評価基準は、「5 原則」と「⽣活労働憲章」に基づいて定められています。
その特⻑は、下記の3点です。

1) ケアの質をわかりやすく可視化
2)⽇本の各種制度と連携
3) 取り組みの進捗を⾒える化

認証の種類には、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド(国際認証)」の 3 段階があります。取組む組織の種類によって介護系と医療系に分かれており、「ブロンズ」は共通の基準となっています。

認証の⼊り⼝とも⾔える 「ブロンズ」は、1)ユマニチュードに組織をあげて取り組む体制が出来上がっており、かつ 2)職員がユマニチュードの基本を理解し、実践に取り組んでいる組織に対して認証されるものです。ユマニチュードに組織を上げて取り組むことで、「⼊居者・患者・利⽤者」「職員・専⾨職」「経営者」の 3者が、お互いを尊重し、⽣きがい、やりがいを感じながら、さまざまなメリットを享受し、幸せに過ごせるようになります。

「ユマニチュード®」とは

フランス⼈の体育学教師イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが⽣み出したコミュニケーション・ケア技法です。1979 年以来 40 年以上の歴史を持ち、『ケアする⼈とは何かを考える哲学』と『その哲学を実現するための技 術』からなります。介護を必要とする⼈どなたに対しても有効に実践でき、ユマニチュードによって、介護される⼈の BPSD(認知症の⾏動・⼼理症状)の改善に加え、介護する側の負担感や離職率を改善させ、薬剤やおむつの使⽤量を減らすことによる医療費削減効果が報告されています。⽇本ユマニチュード学会では、ユマニチュードの効果とより良い活⽤⽅法を科学的に解明・実証するために、世界中の⼤学等研究機関の医学・看護学・情報学・⼼理学等の専⾨家と、さまざまな共同研究を進めています。

お問合せ

⼀般社団法⼈ ⽇本ユマニチュード学会

メールアドレス:info@jhuma.org
電話:03-6555-2357
※受付時間 10:00-15:00(⼟⽇祝を除く)
※受付時間外の場合は、メールにてお問い合わせください

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認定インストラクターの皆さま

ハラスメントで悩んだり困ったりしたことはありませんか?

職場のパワーハラスメントやセクシュアルハラスメント等の様々なハラスメントは、働く人が能力を十分に発揮することの妨げになることはもちろん、個人としての尊厳や人格を不当に傷つける等の人権に関わる許されない行為です。

当学会のような小さな組織・事業主においても、法律に則り、令和4年4月1日から対応を義務化されています。

そこで当学会では、ハラスメントのない風通しの良い明るい環境づくりを目指し、専用の相談窓口を設けました。

当学会法務顧問で弁護士の蔵元理事、ならびに松崎監事と山下監事が、直接、皆さんからのご相談に対応します。

日本ユマニチュード学会ハラスメント相談窓口

職場等でのハラスメントにお困りの方、職場での悩みについて相談したい方、お気軽に上記の相談窓口にご連絡ください。

相談したことで、不利益な取り扱いを受けることは決してありません。相談内容は守秘義務に基づき、関係者限定で対応します。

まずはメールでお気軽にご一報ください。その後、希望する手段でご相談いただけます。

状況に応じて、ご相談者了承のもと、行為者や関係者への事実確認・必要な措置を取ります。

守秘義務について

相談により知り得た個人情報は守秘義務により厳重に守られます。

個人情報やご相談いただいた内容を、事前に本人の同意を得ることなく、第三者に提供しません。

ただし、自他に危害を加える恐れのある場合、または法的定めのある場合は必要最小限の範囲で情報を共有することがあります。

ハラスメントとは

①働く人が能力を十分発揮することの妨げになる行為

②個人としての尊厳や人格を不当に傷つける等の人権に関わる行為 のことを言い、職場で発生するものとしては、パワハラ、セクハラ、妊娠・出産等に関するハラスメントなど、様々なものがあります。

ハラスメントのない職場づくりを目指して

厚生労働省がまとめたリーフレットです。ぜひご一読ください。

当学会相談窓口に相談できない時などに利用できる都道府県の相談窓口についても、詳しい情報が掲載されています。

この機会に、下記のオンライン研修講座(無料)も受講ください。

3講座に分かれており、全部で10分強で視聴することができます。確認テスト(9問)を全問正解すると、受講証明書がダウンロードできます。

上司、同僚、部下をはじめ、取引先等、仕事をしていく中で関わる人たちをお互いに尊重することで、皆でハラスメントのない職場づくりを実現していきたいと思います。

ご心配事がある場合には、下記の窓口までお気軽にお問い合わせください。

本制度に関するお問い合わせ等は事務局(info@jhuma.org)までお願いいたします。

ユマニチュード学会事務局(永井)

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この度、ユマニチュード認証事業に支援調査員として参画されるインストラクター向けに、資格更新ポイントを追加することとなりました。

具体的には下記のとおりです。

今回の改定の狙いについて、代表理事からの下記メッセージをご参照ください。

<代表理事よりご案内メッセージ>

インストラクターの皆様へ

いつもユマニチュードの実践と教育に携わってくださり、ありがとうございます。

施設認証制度が始まり、日本のユマニチュードは新たな展開を迎えました。

インストラクターのみなさまのこれまでの ① プロフェッショナルを育てる ② 市民に伝え、家族介護者を助ける 活動に加えて、今年からは新たに ③ 良いケアの場を育てる(つまり、認証施設を育てる) 分野での活動もお願いいたします。

これを踏まえ、インストラクター継続教育担当の伊東美緒先生、田邊由芙さんと相談し、資格保持制度も改訂することになりました。
認証制度をよく知ることで、施設全体での取り組みがより具体化し、チームワークが改善して院内研修の成果がより出てきた、などのご意見を認証に取り組んでいる施設に所属するインストラクターの方々からお伺いしています。
ぜひ、積極的に取り組んでいただけたら嬉しく思います。

私から個人的にご相談申し上げることもあるかと思います。
誰もが自律できる社会の実現のために、ぜひお力を貸してください。

本田美和子

認証制度の進捗につきましては下記のページをご参照ください。

また、認定サポーター講座の講師も継続して募集しております。

既にこれまで、のべ200人以上の方が講座を受講されており、ユマニチュードを実践したいと全国から集まった多様なバックグラウンドの方と直接触れ合う貴重な機会となっています。

インストラクターとしてのスキルを高めるためにも非常に有意義な場ですので、ぜひご検討ください。

以上、ご不明点などございましたら、事務局(info@jhuuma.org)までお気軽にお声がけください。

ユマニチュード学会事務局(永井)

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