「救急活動におけるユマニチュードⓇの実践」

福岡市では、人生100年時代を見据え、誰もが心身ともに健康で自分らしく生きていくことが出来るよう、個人の幸せと持続可能性が両立する健寿社会のモデルをつくるプロジェクト「福岡100」に取り組んでいます。
その一つとして、認知症の人やその家族がいきいきと暮らせる認知症にやさしいまち「認知症フレンドリーシティ」を目指し、病院/介護施設・家族介護者・一般市民・児童/生徒・公務員など幅広い方々を対象に「ユマニチュード」講習を行なっています。

福岡市消防局の救急隊員の皆様もユマニチュード研修を受講され日常の救急活動にユマニチュードを取り入れてくださっています。

4月24日に開催された第48回九州地区消防職員意見発表会において、福岡市消防局職員が福岡県代表として出場し「救急活動におけるユマニチュードⓇの実践」と題した発表で「最優秀賞」を受賞されました。
5月30日には、第48回全国消防職員意見発表会に「九州地区代表」として出場されます。

※消防職員意見発表会
消防職員意見発表会は、全国720の消防本部の消防長で構成される全国消防長会の事業の一環として毎年開催されており、消防職員が業務に対する提言や取り組むべき課題等について自由に発表し、消防業務に関する一層の知識の研鑽や意識の高揚を図ることを目的としています。

<福岡市記者発表> https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/kouhou-hodo/hodo-happyo/2025/documents/ikenhappyoukai20250507.pdf

 


発表者
早良消防署 警備課 消防司令補
柳本 将吾(やなもと しょうご)さん

日本ユマニチュード学会のホームページでは『福岡市消防局救急隊員×ユマニチュード』映像の紹介をしています。「救急隊員向けユマニチュード研修」を受講された救急隊員が、日常の救急活動にユマニチュードを取り入れることによって、いかに優れた実践をされているか、動画にて紹介しています。

柳本さんには、この映像制作にご協力いただきました。 是非、ご覧ください。

<日本ユマニチュード学会サイト>

https://jhuma.org/humanitude/municipality/

5月28日の朝日新聞朝刊(地域面)で福岡市消防局柳本さんのユマニチュード活動記事が掲載されました。

『認知症患者いたわる技法、救急時も 福岡市「ユマニチュード」推進』

https://www.asahi.com/articles/AST5W44F0T5WTIPE00GM.html

前のページに戻る