第3回日本ユマニチュード学会総会開催について

2021年9月25日(土)〜26日(日)に、第3回日本ユマニチュード学会総会/<同時開催>生存科学研究所共催 ・市民公開講座を開催いたします。
昨年に引き続き、多くの方が一堂に会することによる感染症拡散リスクを避けるため、本学会は全てのプログラムをインターネットを通じたオンライン配信にて実施いたします。

第3回 日本ユマニチュード学会総会

『つなげようケアのバトン』

同時開催

生存科学研究所共催・市民公開講座〜家族をつなぐユマニチュード〜

開催概要

東京医療センターの発表会場より、zoomなどを活用しライブ映像を配信いたします。

日時:2021年9月25日(土)、26日(日)の2日間
視聴方法:Zoom等での映像配信を予定
参加費:無料 ※事前登録制


申し込み期間は終了いたしました。


プログラム(敬称略)

※講演タイトルなどは変更となる場合がありますことご了承ください。

2021年9月25日(土)13:00-17:30

第1部 生存科学研究所共催・市民公開講座
 〜家族をつなぐユマニチュード〜

※第1部はどなたでもご覧いただけます。(無料・要事前登録)

家族が介護を必要とする状況になった時、常にそばで支え続ける家族介護者の皆さんの多くは、戸惑いや苦悩を感じた経験があるのではないでしょうか。
「どうしてわかってくれないの?」
ユマニチュードはそんな思いを改善する一つの方法になるかもしれません。ユマニチュード考案者のイヴ・ジネスト先生からご講演をいただき、家族介護の当事者である南髙まり様(認知症専門医・長谷川スケール開発者の長谷川和夫先生のご長女)をゲストに迎え、阿川佐和子理事、本田美和子代表理事との鼎談により、貴重なご意見をいただきます。

13:00-13:10 開会挨拶
公益財団法人 生存科学研究所 理事長 青木 清
13:10-14:50 基調講演
『家族のためのユマニチュード』
イヴ・ジネスト(日仏通訳)
15:00-16:00 鼎談
『家族をつなぐユマニチュード』
南髙まり様、阿川佐和子理事、本田美和子代表理事
南髙まり様
国立音楽大学卒業後、音楽を通じての地域活動を推進するとともに、現在は精神保健福祉士として立川市役所の精神障害者デイサービスに勤務。三人きょうだいの長女として、父(長谷川和夫先生)が80歳を過ぎた頃から主な活動に付き添い、著書「父と娘の認知症日記」(中央法規出版)などを通じて介護の体験を発信している。
長谷川和夫先生は、1929年生まれ。「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発し、「認知症」への名称変更の立役者でもある認知症専門医。2017年に自らが認知症であることを公表して以降、当事者の立場から認知症の人の想いを発信している。
阿川佐和子理事
エッセイスト、作家。2012年『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーとなったほか、2014年には菊池寛賞を受賞。2018年に「看る力」、介護を題材とした小説「ことことこーこ」を上梓。2019年の設立時より日本ユマニチュード学会理事を務める。
本田美和子代表理事
内科医。亀田総合病院、米国コーネル大学老年医学科などを経て、2011年より日本でのユマニチュードの導入、実践、教育、研究に携わり、その普及・浸透活動を牽引する。

16:10-16:25 『ユマニチュード施設認証制度日本版の導入に向けて』
森山由香 施設認証準備委員長(ユマニチュード認定チーフインストラクター )
16:25-16:30 閉会挨拶
本田美和子代表理事

第2部 日本ユマニチュード学会 第2期 定時社員総会

※定款第16条ならびに第23条の定めにより、今回の社員総会の招集通知は、2021年6月末までに登録・承認された正会員(賛助会員正会員も含む)の方が対象となります。参加方法については後日ご案内を差し上げます。

16:40-17:30(予定) 日本ユマニチュード学会 第2期 定時社員総会


2021年9月26日(日)10:00-15:30

第3部 日本ユマニチュード学会 会員総会

〜ユマニチュードケアの再現性と継続性を目指して〜

※学会員(市民会員、専門職会員、専門職学生会員、正会員、賛助会員の全て)の方のみご参加いただけます。

※会員以外の方は、この機会にぜひご入会をご検討ください。詳しくは、『入会のご案内』をご覧ください。

近年、ユマニチュードは様々な場面で実践され、その有用性についての研究も広がってきています。しかし、一方で、そのケアの継続性と再現性には多くの課題があることも事実です。そこで、多くの実践者からの研究報告を聞くとともに、シンポジウムでは組織を超えたユマニチュードの実践によって療養生活を支え続けている報告を聞き、ユマニチュードケアの再現性と継続性について考えます。

第3回日本ユマニチュード学会総会 抄録集(PDF)

口頭発表プログラム(PDF)

10:00-10:05 大会長挨拶
10:05-12:15 口頭発表
13:15-14:15 シンポジウム
『ケアの連携〜調布東山病院での事例』
佐々木澄子様、吉澤真理様(ご家族介護者)
社会福祉法人 桐仁会 居宅介護支援事業所 安達英一様
医療法人社団東山会 東山訪問看護ステーション科長 佐久本和香様
特定医療法人社団研精会 デンマークイン若葉台 栗田香織様(ユマニチュード認定インストラクター)
安藤夏子 教育育成委員長(ユマニチュード認定チーフインストラクター)

※ 東山訪問看護ステーションからのご登壇者が当初案内より変更となりました。
14:25-15:05 口頭発表
15:05-15:20 『ユマニチュード施設認証制度日本版の進捗報告』
森山由香 施設認証準備委員長(ユマニチュード認定チーフインストラクター )
15:20-15:30 ラップアップ、閉会
 本田美和子代表理事

15:30 閉会

口頭発表をご希望の皆様へ

ユマニチュードの実践に関わる研究成果や事例を報告・発表するセッションです。ユマニチュードの実践を通じて得られた基礎研究、臨床研究、社会学的研究の成果を始め、医療・介護などケアの専門職だけでなく、研究職、家族介護や地域活動をされている方など、幅広い分野からの取り組み事例のご応募をお待ちしています。また、他学会ですでに発表になったものもアンコール発表として歓迎いたします。

・口頭発表の持ち時間は、質疑応答を含めて1件10分(発表7分、質疑応答3分)の予定です。

・原則として発表者は本学会の会員(正、専門職、専門職学生、賛助、市民)とします。ただし、登録時に非会員であっても、本学会会員登録をご予定の場合は応募可能です。

・会場にお越し頂いてのご発表、もしくは遠隔からのオンライン参加のどちらからでも可能です。(発表方法については、ご応募いただいた後に事務局よりご案内させていただきます。)

・オンラインでの運営上、口頭発表セッションのみとなります。ポスター発表ご希望の方も、口頭発表をぜひご検討ください。

・申込フォームにて提出された抄録原稿は、本学会の学術研究委員会によって査読を行い、採択審査の結果を、8月末頃までに申込者に電子メールで通知いたします。

発表申込締切:2021年8月15日(日)

申し込み期間は終了しました。

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