NHK Eテレ、りゅうちぇるさんがMCを務める『高校講座』家庭総合、第13回「高齢者を支える」にユマニチュードが取り上げられました。
現役高校生でもある出演者の皆さんとともに、高齢者や認知症の特徴を学び、ユマニチュードの視点を加えながら、どのような接し方・支え方をしていったら良いのか考えます。
看護の専門出版社である照林社の『まるごと図解 認知症』にてユマニチュードが紹介されました。
様々なタイプの認知症を見た目の特徴に基づいた「キャラクター分類」を用いて、症状に応じた対処法を紹介しています。
http://www.shorinsha.co.jp/detail.php…
ユマニチュードを継続的に取材してくださっているフジテレビの佐々木恭子アナウンサーによる取材・執筆です。取材を受けてくださったのは、会員ミーティングでもご自身の経験を語ってくださった片倉さま。非常事態宣言が出される中、どのような思いを抱え介護と向き合われているのかなど、最新の様子も盛り込まれた内容となっています。
『認知症の母親との介護生活を変えた「ユマニチュード」 相手を尊重するケア技法の経験』
宮崎日日新聞を皮切りに千葉日報、神戸新聞にも掲載いただいています。
魔法のケアと称されることもあるユマニチュードケア、その所以を丁寧に紐解いてまいります。
有料記事のリンクですが、四国新聞の掲載紙をご紹介させていただきます。
2018年10月24日NHK総合テレビで放送された「認知症の人が劇的変化!“アイコンタクト”パワー全開SP」が英語化され、NHKワールドで2019年6月16日に放送されました。
放送は海外の視聴者から大反響いただき、今週末にNHKワールドJAPANで再放送が決定いたしました。
▼放送日時
7月4日(土)
13:10 – 13:55 / 20:10 – 20:55
7月5日(日)
1:10 – 1:55 / 7:10 – 7:55
https://www3.nhk.or.jp/nhkwor…/…/tv/gatten/20200704/5001229/
全国の病院や医科大学、製薬企業の方々向け月刊誌『クリニックマガジン』認知症特集号において、本田美和子代表理事が巻頭インタビューに登場します。「あなたを大切に思っています」を伝える技術とケアの哲学のタイトルのもと、日本におけるユマニチュードの拡がりについてや「4つの柱と5つのステップ」の基本的な考え方などをお話ししています。
http://www.climaga.co.jp/books_cm_new.html
NHKEテレ「きょうの健康」にてユマニチュードが紹介されました。
『認知症の人と信頼関係を ケア技法「ユマニチュード」 長崎県内医療現場で導入始まる』
急性期病院の佐世保中央病院では2017年、整形外科やリウマチ科などが入る3階南病棟をユマニチュードのモデル病棟へ。導入から約3年がたち、着実に成果を重ねている事例と、長崎大医学部にて昨年、医学科の3年生がユマニチュードを体験する授業を初めて開いた様子をご紹介いただきました。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.47news.jp/medical/4657866.html
「ユマニチュードがなぜ有効なのか」について、京都大学・九州大学・静岡大学・奈良先端科学技術大学の研究グループが東京医療センター、日本ユマニチュード学会と共に国立研究開発法人・科学技術振興機構のプロジェクトとして研究を進めています。
ケアの科学的な分析にとどまらず、技術を的確に学ぶための教育システムの開発も同時に進められています。このビデオは2017年に採択されたCREST:戦略的創造研究推進事業プロジェクトの中間報告として製作され、研究チームがそれぞれの成果について紹介しています。
北星学園大学の大島寿美子教授は2016年に「ユマニチュード」を使ったケアに初めて出会った時、接触の仕方がとても濃密であることに驚いたそう。そしてこの技法を理解する中で、ユマニチュードを使うと、ケアされる人だけでなく、ケアする人のやりがいや満足度も飛躍的に充実するということに気がついたと話されています。
ユマニチュードをより深くご理解いただけるインタビューです。ぜひご覧ください。
https://kaigo.news-postseven.com/77340
https://kaigo.news-postseven.com/77342
近年認知症患者に対する優しい介護手法として注目されている「ユマニチュード」について、家庭を含む介護現場への導入を目指し、IT技術を活用したユマニチュード教育システムの開発を行っています。 九州大学 倉爪研究室では、特にユマニチュードで重要とされるスキルの一つである「触れる」スキルに着目し、その教育効果を定量化するためのウェアラブルな分布型触覚センサの開発しています。
ユマニチュードを用いた介護スキルの計測と定量化を行うことを目的とした研究の一環として開発中のARを利用したユマニチュード訓練システムをはじめとした取り組みが紹介されました。
詳しくは倉爪研究室のホームページをご覧ください。
http://robotics.ait.kyushu-u.ac.jp/kurazume_lab/news-j.html2012年に本田美和子代表理事が日本へ導入以降、9,300人以上の介護職員や看護師が研修受講していることや、導入している病院や福祉施設が65にも及ぶこと。さらには、町ぐるみでユマニチュード導入に取り組んでいる福岡市の取り組みなどもご紹介いただいています。
ユマニチュードのケア技法が日本でも少しずつ認知され広がっていることを実感できます。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20191118-OYTET50011/
誠文堂新光社より、ユマニチュードカレンダーが発売されました。
(内容)
フランスで40年近く実践されてきた、“人間らしさ”を尊重するケア技法「ユマニチュード」。
こちらのカレンダーでは、ユマニチュードの技術や哲学を、一か月に一つ、イラストと短い解説文で紹介。
介護に悩みを抱えるご家族の方はもちろん、老人ホームや病院などのケアの現場でも、意識づけに役立ちます。
全国の書店、または<<こちら>>からご購入いただけます。
内容紹介
科学ジャーナリストが第三者的視点でとらえた、ケア技法「ユマニチュード」。
ユマニチュード・インストラクター試験を首席で合格、科学ジャーナリストでもあり、大学でコミュニケーションを教える著者が、ユマニチュード考案者イヴ・ジネスト氏と、日本の第一人者本田美和子氏の導きにより、発祥国フランスで、そして日本の介護現場で見てきた、ユマニチュードの「今」、そして「未来」。
なぜ、このケア技法で、認知症の人と心が通うのか。
ケアの中心に「人」ではなく「人と人との関係性」を置くとはどういうことか。
発祥国フランスでは、どのようにケアの水準を保ち、どのように、ケアをする人までもが誇りと幸せを感じる状況を実現しているのか。
科学ジャーナリストの視点から、「ユマニチュード」の等身大の姿を紹介します。
また本書では、ユマニチュードのエビデンス(科学的根拠)についても詳述。
ユマニチュード導入によって、認知症の行動・心理症状が改善、家族の介護負担感が軽減、さらに、急性期病院での「身体拘束」が半減するなど、ここ数年で科学的に実証されてきた研究内容をわかりやすく解説します。
全国の書店または<<こちら>>からご購入いただけます。
【本文の内容を一部ご紹介】
■第1章 自律を保証するケア~フランスのユマニチュード認証施設の取り組み
・フランスでのユマニチュード認証施設訪問
・昼食はワインから
・食事は元ミシュランシェフが監修 ほか
■第2章 互いを認め合うケア~ユマニチュードの哲学と技術
・ケアの中心は「関係性」
・亡くなるその日まで立つ
・ケアにおける身体の復権
・人が人であるための4つの柱 ほか
■第3章 点から面へ~日本でのユマニチュードの広がり
・ユマニチュード、学校へ
・ユマニチュードとエビデンス
・始まった実証研究
・自閉症児の親の支援に ほか
■本田美和子氏インタビュー
■イヴ・ジネスト氏インタビュー
著者について
■大島 寿美子(オオシマ スミコ)
北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授。
千葉大学大学院理学研究科生物学専攻修士課程修了(M.Sc.)、北海道大学大学院医学研究科博士課程修了(Ph.D)。
共同通信社記者、マサチューセッツ工科大学Knight Science Journalism Felloswhipsフェロー、ジャパンタイムズ記者を経て、2002年から大学教員。NPO法人キャンサーサポート北海道理事長。
■イヴ・ジネスト
ジネスト‐マレスコッティ研究所長。トゥールーズ大学卒業。
体育学の教師で、1979年にフランス国民教育・高等教育・研究省から病院職員教育担当者として派遣され、病院職員の腰痛対策に取り組んだことを契機に、看護・介護の分野に関わることとなった。
■本田 美和子(ホンダ ミワコ)
国立病院機構東京医療センター総合内科医長/医療経営情報・高齢者ケア研究室長。
1993年筑波大学医学専門学群卒業。内科医。
国立東京第二病院にて初期研修後、亀田総合病院等を経て米国トマス・ジェファソン大学内科、コーネル大学老年医学科でトレーニングを受ける。
その後、国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センターを経て2011年より現職。
内容紹介
★阿川佐和子さん(作家)推薦!
「介護のことで不安になっている人、すっかり介護に疲れている人、
たった1ページを読むだけで、「よし!」と元気が回復する本です」
認知症のご家族を介護していると、突然怒鳴られたり、イヤだと言われたり……。
一生懸命介護をしているのに、どう接していいかわからず、途方に暮れることがあります。
それは、ケアをしている方に優しい気持ちが足りないからではありません。
その優しさを認知症の方が理解できる形で表現していないことに原因があります。
「あなたのことを大切に思っています」
その気持ちを伝える技術が、「ユマニチュード」です。
【ユマニチュードとは何か】
●フランスで40年近く実践されてきた、“人間らしさ”を尊重するケア技法
認知症である前に尊厳のある人間に対する敬意を最重要視することを前提に、
「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの技術を大きな柱に、誰もが再現可能な技法としてまとめられました。
寝たきりだった認知症の方がユマニチュードによって立ち上がることができるようになるケースもあり、
それは「まるで魔法」と表現されるほどです。
●効果が科学的に実証された
日本では2012年ごろから紹介されはじめ、NHK「あさイチ」など多くの番組で取り上げられました。
全国の医療施設・介護施設や地方自治体(福岡市)で導入され、効果が検証されました
(ユマニチュードで認知症の行動・心理症状が改善し、介護者の負担感が軽減することが証明された)。
●はじめての家族介護向け入門書
ユマニチュードはNHKの番組などでも多く取り上げられ、話題となっていますが、一般の人がいざ家庭で実践しようとすると、
どうしていいかわからない、うまくいかないことも多くあります。
本書では、ユマニチュードの基本的な考え方や、家庭内で誰もが実践できる技術を、
平易な文章とたくさんのイラストによる図解でわかりやすく紹介します。
【目次抜粋】
◆第1章 ユマニチュードとは
介護で大切な2つのこと
優しさを伝える技術
◆第2章 記憶の機能
記憶のしくみと特徴
◆第3章 認知症の人の特徴とその対応
「短期記憶」はわずかしかもたない
同じことのくり返しは不安の表現 ほか
◆第4章 ユマニチュードの4つの柱
ユマニチュードの技術1 見る
ユマニチュードの技術2 話す
ユマニチュードの技術3 触れる
ユマニチュードの技術4 立つ
◆第5章 ケアは一連の物語
ケアの5つのステップ ほか
◆第6章 よくある困った状況とその対応
ごはんを食べてくれない
何度も同じことをたずねる どこかへ行ってしまおうとする ほか
開発者と日本の臨床家たちが協力してつくり上げた、ユマニチュードの入門書が刊行されました。
ユマニチュードの基本的な考え方と具体的な基礎技術をわかりやすく図解しています。本ページでは目次と、序文である”はじめに”を掲載しています。是非ご覧になってください。
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1 ケアをする人と受ける人
2 その人に適したケアのレベル
3 害を与えないケア
4 人間の「第2の誕生」
Section 2 ユマニチュードの4つの柱
1 ユマニチュードの「見る」
2 ユマニチュードの「話す」
3 ユマニチュードの「触れる」
4 ユマニチュードの「立つ」
5 人間の「第3の誕生」
Section 3 心をつかむ5つのステップ
第1のステップ-出会いの準備
第2のステップ-ケアの準備
第3のステップ-知覚の連結
第4のステップ-感情の固定
第5のステップ-再会の約束
Section 4 ユマニチュードをめぐるQ&A
病院は“病気を治す場所”として、体調を崩した方が次々に訪れます。医師としてのわたしの仕事は、病院を訪れる理由となったその人がおもちの病気を診断し、その治療を行うことです。医師や看護師は疾患の病態生理やその診断の方法、選択すべき治療の内容などについての教育を受けています。知識とともに自分たちの経験の蓄積もあり、その実践には自信をもっています。
しかし、患者さんが脆弱な高齢者である場合、疾患だけを治していても、その方の健康を取り戻すことはできないことを痛感するようになりました。たとえば、肺炎で10日間入院しているあいだに歩けなくなってしまったり、自分で食事がとれなくなってしまった人。認知の機能が低下して自分がどこにいるのかわからず、入院中であることを理解できない人。治療の意味がよくわからずに点滴を自分で抜いてしまい治療の継続が困難な人……。
このような人々に出会うことがごくごく普通のことになってきています。そして、このような人々の多くは、入院の直接の原因となった疾患は治っても、自宅での生活に戻ることができなくなる場合が少なくありません。
そもそも、わたしたちが学んできた医学は、治療の意味が理解でき、検査や治療に協力してもらえる人を対象とすることを前提にしています。高齢で認知機能が低下してきた方々にどのように接していけばよいのか、わたしは途方に暮れていました。
そんなとき、高齢者とりわけ認知症の人にも有効なケアがフランスに存在することを知りました。ユマニチュードというそのケアを実際に経験するために、2011年の秋にわたしはフランスを訪れました。そこで学んだケアの技法は、非常に具体的な技術を原則にのっとって実践するものであり、わたしはこの技法は日本でも十分に利用できる、と確信をもちました。
ユマニチュード(Humanitude)はイヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティの2人によってつくり出された、知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションにもとづいたケアの技法です。この技法は「人とは何か」「ケアをする人とは何か」を問う哲学と、それにもとづく150を超える実践技術から成り立っています。認知症の方や高齢者のみならず、ケアを必要とするすべての人に使える、たいへん汎用性の高いものです。
体育学の教師だった2人は、1979年に医療施設で働くスタッフの腰痛予防対策の教育と患者のケアへの支援を要請され、医療および介護の分野に足を踏み入れました。その後35年間、ケア実施が困難だと施設の職員に評される人々を対象にケアを行ってきました。
彼らは体育学の専門家として「生きている者は動く。動くものは生きる」という文化と思想をもって、病院や施設で寝たきりの人や障害のある人たちへのケアの改革に取り組み、「人間は死ぬまで立って生きることができる」ことを提唱しました。
その経験の中から生まれたケアの技法がユマニチュードです。現在、ユマニチュードの普及活動を行うジネスト‐マレスコッティ研究所はフランス国内に11の支部をもち、ドイツ、ベルギー、スイス、カナダなどに海外拠点があります。また2014年には、ヨーロッパ最古の大学のひとつであるポルトガルのコインブラ大学看護学部の正式カリキュラムにユマニチュードは採用されました。
「ユマニチュード」という言葉は、フランス領マルティニーク島出身の詩人であり政治家であったエメ・セゼールが1940年代に提唱した、植民地に住む黒人が自らの“黒人らしさ”を取り戻そうと開始した活動「ネグリチュード(Négritude)」にその起源をもちます。その後1980年にスイス人作家のフレディ・クロプフェンシュタインが思索に関するエッセイと詩の中で、“人間らしくある”状況を、「ネグリチュード」を踏まえて「ユマニチュード」と命名しました。
さまざまな機能が低下して他者に依存しなければならない状況になったとしても、最期の日まで尊厳をもって暮らし、その生涯を通じて“人間らしい”存在であり続けることを支えるために、ケアを行う人々がケアの対象者に「あなたのことを、わたしは大切に思っています」というメッセージを常に発信する―つまりその人の“人間らしさ”を尊重し続ける状況こそがユマニチュードの状態であると、イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティは1995年に定義づけました。これが哲学としてのユマニチュードの誕生です。
さて、フランスから帰国後、わたしは親しい看護師の友人たちとこのケアについて学びはじめました。学んだケアの技法を自分たちの日常の業務の中で実践してみて、日本の看護・介護の現場でもフランスと同様のケアの成果をあげられることを実際に経験するようになりました。技法を学んだ仲間とともに、日本支部の設立準備も進めています。
この本は、このケアの創始者であるイヴ・ジネスト、ロゼット・マレスコッティと、この2人から直接指導を受けた看護師との共同作業を通じて生まれました。そのケア介入の効果がときに劇的であることから、「魔法のような」と呼ばれることもあります。しかし、ユマニチュードは決して“魔法”などではありません。誰もが学ぶことができ、実践することができる、具体的な技術です。この本では、その入門編として、ユマニチュードの基礎となる考え方と技術を紹介しています。また、国立病院機構東京医療センターでは、ケアの実技を含めたユマニチュード研修の準備を進めています。
ケアを行う際にさまざまな困難に直面している、ケアを職業としている方々や家族のケアをしている方々にこの本が役立てば、これほどうれしいことはありません。
2014年4月
国立病院機構東京医療センター
本田美和子
2016年8月3日に、誠文堂新光社から書籍『「ユマニチュード」という革命: なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか』が刊行される予定です。
概要
書籍名 | 「ユマニチュード」という革命: なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか |
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著者 | イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ |
日本語監修 | 本田 美和子 |
出版社 | 誠文堂新光社 |
刊行日 | 2016/8/3(予定) |
言語 | 日本語 |
予約注文
内容紹介
―「優しい心」は「優れた技法」に宿る。そしてそれは誰もが体得できるものである。―
寝たままの姿勢で行う清拭は、「寝たきり」を助長してしまっていないだろうか?
入浴を嫌がるのは、本当にその人自身に問題があるのだろうか?
徘徊は転倒の危険性があるから、身体拘束や向精神薬の投与はやむを得ないのか?
私たちが良かれと思って行っているケアは、高齢者の健康維持を害してしまっているのかもしれません。
人が人に寄り添う病院やホームなどのケアの現場では、こうした「哲学」ともいえる問いが不可欠なのです。
フランスで生み出された、認知症高齢者が穏やかな人生を取り戻すケア技法「ユマニチュード」。
本書は、その考え方と技法の実践を開発者自らが語り下ろした本です。
- 攻撃的、徘徊などの問題行動が減った。
- 身体拘束や向精神薬の量が減少した。
- 適切なケアレベルの設定により、患者が寝たきりになることがなくなった。
- スタッフや家族の負担も軽減。専門職の離職率が大幅に改善した。
「ユマニチュード」を導入した施設では、こういった「魔法のような」症例が数多く報告されています。
フランスでは400以上の病院やケアホームで導入され、すでに日本を含め数か国で実践されています。
この技法は、「顔の正面から同じ高さで目を合わせる」「何をしているか実況するように伝える」「腕を上からつかまず、必ず下から支える」などの確立された具体的な技術と、「ケアする人とは何か」「人とは何か」という哲学から成り立ちます。
本書では、なぜユマニチュードが生みだされたか、また、ケアにおいて「なぜそうすべきなのか」「なぜその方法に効果があるのか」という根拠をやさしく丁寧にひも解いていきます。
介護・医療の現場、そして認知症高齢者のいる家庭にて、誰もが実践できるケア技法の本質を、技法の開発者本人の体験や、患者さんのエピソードを交えて紹介していきます。
IGMJ代表・本田美和子の、ユマニチュードについてのインタビュー記事が「栄養と料理 2017年9月号」に掲載されました。
Humanitude―老いと介護の画期的な書
イヴ・ジネスト、ロゼット・マレスコッティによる書籍:Humanitudeの日本語訳が刊行されました。
書名 ユマニチュード
著者 イヴ・ジネスト、ロゼット・マレスコッティ、ジェローム・ペリシエ
監修 本田美和子
翻訳 辻谷真一郎
発行所 株式会社トライアリスト東京
販売所 株式会社 舵社
2015年2月2日(月)にDVD「ユマニチュード – 優しさを伝えるケア技術」を再発売します。
医学書院の雑誌「訪問看護と介護」の5月号が発売になりました。
4月号につづく、ユマニチュード特集号です。
イヴ・ジネスト、本田 美和子が監修を行った、ご家庭で介護に悩んでいる方、地域で認知症の人やそのご家族を支えたいという方に向けたDVD(3巻セット)が完成しました。
NHK厚生文化事業団にて、無料貸し出しを行っています。ぜひご活用ください。
2017年4月24日(月)、YouTubeに「高齢者ケア研究室チャンネル」が開設されました。
こちらは「国立病院機構東京医療センター 臨床研究センター 政策医療企画研究部門 医療経営情報・高齢者ケア研究室」のチャンネルです。
ユマニチュード®に関する情報が紹介されています。
2016年7月4日(月)に日仏経済交流会(パリクラブ)主催で開催された
講演会『フランス生まれの画期的ケア技法 「ユマニチュード」の本格的普及に向けて』の
レポート記事が掲載されました。
イヴ・ジネストとIGMJ代表の本田美和子のインタビューが、HELPMAN JAPANのサイトに掲載されました。