ユマニチュード認証のブロンズ認証として「燿光リハビリテーション病院3階北病棟」を新たに決定

⼀般社団法⼈⽇本ユマニチュード学会(東京都⽬⿊区、代表理事︓本⽥美和⼦)は、⽇本で9事業所⽬となるユマニチュード ブロンズ認証事業所として、燿光リハビリテーション病院3階北病棟を決定しました。ユマニチュード認証は、フランス⽣まれのコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」を通じて、質の⾼いよいケアを実践している組織を、予め定められた評価基準の元に認証する制度です。本認証制度は、誰もがお互いの⾃律を尊重し幸せに過ごせる社会の実現を⽬指し、フランス本部との連携の下、⽇本ユマニチュード学会が2022年4⽉から⽇本での導⼊に取り組んでいます。

・ニュースリリース

新規ブロンズ認証取得事業所のご案内



社会医療法人財団 白十字会
燿光リハビリテーション病院 3階北病棟(長崎県佐世保市)

長崎県佐世保市山手町855-1
病院
定員 53名
燿光リハビリテーション病院は、院内の温かい雰囲気、ユマニチュードリーダー(インストラクター)が動きやすい体制、看護と介護の連携強化など、組織的にユマニチュードケアを推進する環境を整えています。

ユマニチュード認証制度とは

ユマニチュード認証制度は、ユマニチュードを通じて質の高いよいケアを実践している組織を、明確な評価基準を元に評価・育成・支援し、誰もがお互いの自律を尊重し、幸せに過ごせる社会の実現に寄与することを目指して生まれました。本部のあるフランスでは2013年にスタートし、現在までに35の事業所がユマニチュード認証(日本のゴールド認証に相当)を取得しています。日本では、2022年4月からパイロット事業として導入を開始しました。2023年5月には、日本初となるユマニチュード認証事業所が2事業所誕生し、このたび2024年7月に9事業所目が誕生しました。

ブロンズ認証取得事業所

ユマニチュード認証制度の概要

ユマニチュードの認証評価基準は、「5原則」と「生活労働憲章」に基づいて定められています。
その特長は、下記の3点です。

1) ケアの質をわかりやすく可視化
2) ⽇本の各種制度と連携
3) 取り組みの進捗を⾒える化

認証の種類には、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド(国際認証)」の3段階があります。取組む組織の種類によって介護系と医療系に分かれており、「ブロンズ」は共通の基準となっています。

認証の入り口とも言える 「ブロンズ」は、1)ユマニチュードに組織をあげて取り組む体制が出来上がっており、かつ2)職員がユマニチュードの基本を理解し、実践に取り組んでいる組織に対して認証されるものです。

ユマニチュードに組織を上げて取り組むことで、「入居者・患者・利用者」「職員・専門職」「経営者」の3者が、お互いを尊重し、生きがい、やりがいを感じながら、さまざまなメリットを享受し、幸せに過ごせるようになります。

「ユマニチュード®」とは

フランス⼈の体育学教師イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが⽣み出したコミュニケーション・ケア技法です。1979 年以来 40 年以上の歴史を持ち、『ケアする⼈とは何かを考える哲学』と『その哲学を実現するための技 術』からなります。介護を必要とする⼈どなたに対しても有効に実践でき、ユマニチュードによって、介護される⼈の BPSD(認知症の⾏動・⼼理症状)の改善に加え、介護する側の負担感や離職率を改善させ、薬剤やおむつの使⽤量を減らすことによる医療費削減効果が報告されています。⽇本ユマニチュード学会では、ユマニチュードの効果とより良い活⽤⽅法を科学的に解明・実証するために、世界中の⼤学等研究機関の医学・看護学・情報学・⼼理学等の専⾨家と、さまざまな共同研究を進めています。

お問合せ

⼀般社団法⼈ ⽇本ユマニチュード学会

メールアドレス:info@jhuma.org
電話:03-6555-2357
※受付時間 10:00-15:00(⼟⽇祝を除く)
※受付時間外の場合は、メールにてお問い合わせください

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