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コロナ禍においてユマニチュードにどう取り組めばよいでしょうか | 日本ユマニチュード学会|人間らしさを尊重したケアを共に社会へ

コロナ禍においてユマニチュードにどう取り組めばよいでしょうか

「現場での課題共有会」より

会員限定コミュニティ「雨宿りの木」にて、医療・看護・介護などケアの現場で働く会員の皆さまと語り合う「現場での課題共有会」が2月からスタートしました。この会に寄せられた実践者ならではの悩みや疑問に、ジネスト先生、本田美和子代表理事が回答した解決策やアドバイスを皆さまと共有いたします。ご活用ください。

※参加者の皆さまのプライバシーに配慮し、実際の内容を一部変えている部分があります。

Q.コロナ禍においてユマニチュードにどう取り組めばよいでしょうか

A.標準的な予防策をしっかりと

どのような状況であれ、ケアという仕事というのは相手に近付いたり、相手に触れないことには始まりません。採血したり、血圧を測ったり、体を拭いたりということは、相手と2メートル離れてできることではないのです。

まずはしっかりと標準的な予防策をすることです。私は患者さんに近づくときには、例えば、すごく距離を取ってマスクを外して挨拶をし、もう一度マスクをして、相手にもマスクを付けて貰ってから近づきます。もしくは、近付いてからマスクを外し、喋らずにニッコリと笑顔だけを届けてもう一度マスクをするようにしています。もちろんその前後には手指を必ずアルコールで消毒します。もちろん相手の方がコロナウイルスに感染している場合は、しっかりと必要な防御のための装備をして近づきます。

コロナウイルスに対して過度に恐れずに、標準的な感染予防策に応じて仕事をすれば良いのではないかと思います。マスクは表情を隠してしまうために、表情を読み取ることが難しい認知症の方に対応する場合には、「感情を増幅させて表現する」ことが重要です。

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