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コロナ禍で一人暮らしの母が弱っていくのが心配です | 日本ユマニチュード学会|人間らしさを尊重したケアを共に社会へ

コロナ禍で一人暮らしの母が弱っていくのが心配です

「家族介護について語り合う会」より

会員限定コミュニティ「雨宿りの木」にて、1月よりスタートした「家族介護について語り合う会」。この会にて参加者の皆さまから寄せられたご相談やお困りのことに、ジネスト先生、本田美和子代表理事が回答した解決策やアドバイスを皆さまと共有いたします。それぞれの現場やご家庭でのケア、ユマニチュードの実践にご活用ください。

※参加者の皆さまのプライバシーに配慮し、実際の内容を一部変えている部分があります。

Q.コロナ禍で一人暮らしの母が弱っていくのが心配です

1時間半ほど離れたところに住む一人暮らしの母が、コロナが不安で習い事やリハビリを止めてしまい、ほとんどの時間を1人で過ごしています。体調を崩し、怒りっぽくもなりました。近くに住む兄弟が訪れても5分ほどしか会ってくれず、私も心配でよく電話で話はするのですが、本人が嫌がるため顔を映して話す機能を使ってのやり取りができません。優しく、お料理好きな母が子供や孫とも会えず、このまま弱っていくのではと不安です。

A.正確な情報、防御策を目前に行い会いに行ってみてはどうでしょう 孤独な状況は健康に良くない影響があることは広く認識されています。今の社会状況はとくにご高齢の方にはとても良くないと思っています。

かかりつけの医師のお話はよく聞いてくださる関係ができている、とのことですので、健康のためにリハビリはとても大切であること、1日に20分は歩くと良いですよ、と話していただくのはどうでしょうか。

また、WEBサイトなどで新型コロナウイルスについてしっかりと情報を得てお母様にお伝えする、またお母様に会うときには目の前で消毒をし、お互いにマスクをするなどの防御策を取ることを十分に説明して会いにいくと言うのも一つの解決策ではないかと思います。

また、電話ではお話しくださるのでしたら、つながりの手段は確保できています。もう一歩進めて、自分がどうしてもお母さまのお顔を見たい、私のために映像を使ってくれないかとお願いしてはいかがでしょうか。「お母さんの顔が見られないから、私はとても悲しい」とお願いするのです。とてもお優しいお母さまでいらっしゃるとお伺いしました。そうでしたら、お子さんがそれを望んでいると分かれば応じてくださる可能性もあると思います。

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