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ドクターショッピングをする母を説得する方法はありますか | 日本ユマニチュード学会|人間らしさを尊重したケアを共に社会へ

ドクターショッピングをする母を説得する方法はありますか

「家族介護について語り合う会」より

会員限定コミュニティ「雨宿りの木」にて、1月よりスタートした「家族介護について語り合う会」。この会にて参加者の皆さまから寄せられたご相談やお困りのことに、ジネスト先生、本田美和子代表理事が回答した解決策やアドバイスを皆さまと共有いたします。それぞれの現場やご家庭でのケア、ユマニチュードの実践にご活用ください。

※参加者の皆さまのプライバシーに配慮し、実際の内容を一部変えている部分があります。

Q.ドクターショッピングをする母を説得する方法はありますか。

79歳の母が自分の膝の痛みについて「手術をしないと治らない」と思い込み、そうした診断をしてくれるお医者さまを求めて次々と病院を変えています。どう説得したらいいでしょうか。普段は杖をついて歩いていますが、美味しいものを食べて帰って来る時などは杖もなしで歩けています。

A.医師にお母さまの話を受け入れてもらうことから始めましょう

お母さまの痛みは頭で考えている痛みの可能性もありますが、ご本人が「痛い」とおっしゃるのであれば、それは医学的には説明できなくても、「痛み」として対応されるべきものです。誰でも別のことに集中しているときや、良いことがあると痛みを忘れることができるでしょう?お母さまは嘘はついていないと思います。

一つのやり方としては、お母さまが先生のところに行く前に、家族であるあなたがまず先生と話し、お母さまが言うであろうことをあらかじめ先生に伝えておきます。そして、お母さまが先生の元に来た時には、ご本人が言うことを「そうだね」と、まずは先生に受け入れてもらうのです。そうするとお母さまはその先生のことが好きになり、先生の治療を受け入れると思います。お母さまは先生に自分を信じてもらっていないと感じていることが大きな問題なのだと思います。

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